11月のフラット35金利のご案内です。
引き続き超低金利の状態が持続中ですのでご購入やお借換えをご検討されるのも良いと思われます。

フラット35金利の動向は?
2019年11月のフラット35金利は、20年以下が0.92%、21年以上が0.97%と先月から0.06%増となりました。
大手銀行の動向については、固定期間10年の最優遇金利について、みずほ銀行が0.05%引き上げたほか、
他のの4行は先月から据え置きとなりました。
半年ぶりとなる金利上昇ですが、21年以上でも1.0%を切る超低金利は継続しています。
2019年11月のフラット35実行金利
【フラット35 11月実行金利】
借入期間15年~20年 0.92%(先月+0.06%)
借入期間21年~35年 0.97%(先月+0.06%)
※上記金利には団信特約料が含まれておりません。


〇10割融資の場合の金利上乗せが年0.44%から年0.26%に引き下げられました。
〇中古住宅の「適合証明書」の取得を省略できる物件が拡大されました。
・築20年以内の長期優良住宅
・安心R住宅で新築時にフラット35を利用した住宅
・築10年以内で新築時にフラット35を利用した住宅
・中古マンションらくらくフラット35に該当するマンション
・団体登録住宅
〇建設費・購入価額の上限1億円の制限がなくなりました。
制度改正に関する詳細はフラット35のホームページをご覧ください。
【フラット35制度改正お知らせページ】
https://www.flat35.com/topics/topics_20191001.html
[2019年12月以降の住宅ローン金利の動向]
気になる今後の住宅ローン金利の動向ですが、上記の通り今のところ長期金利は大幅なマイナス水準まで低下しています。
増税後の消費の落込み次第では日銀が追加緩和に踏み切る可能性もあり、しばらく市場金利は多少上昇することがあっても
全体的には低金利を維持しそうです。
景気が堅調さを維持すれば、物価が上昇していつか金利が再び上昇するかもしれませんので尚更ですね。
仮に再上昇するとしても、それはあくまで住宅ローン金利の中でも「固定金利」の話です。
「変動金利」については、長期金利ではなく短期金利と連動しますが、短期金利は引き続き「-0.1%」程度になるように
日銀の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」で金利をコントロールされていますので変化はありません。
物価指数の動向により、多少上がるかもしれないとしても長期金利も住宅ローン金利も「史上最低水準」なのは間違いありません。
着実に超低金利のメリットを享受いただければと思います。
[今月の住宅ローン金利レンジ]
[今月の住宅ローン金利レンジ]
・変動金利 :0.415%~2.675%
・10年固定:0.57%~3.80%
・20年固定:0.861%~1.79%
フラット35だけでなく、住宅ローン全般について、ご不明な点やご相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。