今回ご紹介する『断熱材の話』
というお話は、断熱材の種類と材料、いつ頃から使われ始めたかのお話しです。詳しくは、以下の通りです。

断熱材の話
古い住宅には断熱材が入っていないため夏は暑く、冬はとてもさむく暖房をつけても温まり方は非常に悪いです。
断熱材が日本で使われだしたのは、今から50年ぐらい前の1970年ぐらいだそうです。
国が、一般住宅の断熱のガイドラインとして、昭和55年に省エネルギー法に基づく住宅の断熱性能基準
「省エネ基準」を定め、これが平成4年に「新省エネ基準」、平成11年に「次世代省エネ基準」、
平成28年に「建築物省エネ法」と進化して、今に至っています。
ひと言で「断熱」といっても色々な種類・工法があり、工法は2種類で材料は3種類あります。
工法は2種類で材料は3種類
工法
■充填断熱工法 (壁や天井、床などに断熱材を入れますが、柱と柱の間に断熱材を入れる工法です)
充填断熱工法は、グラスウールやロックウールなどの繊維系断熱材を使った工法です。
機械を使って吹き込む、またプラスチック系断熱材と合板などが一体となったパネルを貼り込むなどの方法で
断熱材を充填します。
トータルコストが安いのが特徴ですが、すき間ができやすくなるという欠点があります。
■外張り断熱工法 (柱の外側に断熱材を張り付ける工法)
外張り断熱工法は、おもにプラスチック系の断熱材を、壁や屋根の外側から施工するものです。
メリットはすき間ができにくく、結露しにくいことで、コストは充填断熱工法に比べ高くなります。
材料
■無機質系の材料
ガラスや鉱物などを細かい綿状にした断熱材で、「グラスウール」や「ロックウール」などがあります。
■木質系の材料
古紙を再利用した「セルロースファイバー」のような木質繊維を利用した断熱材です。
壁や天井の中に吹き込む施工方法を用いることが一般的です。
■発泡プラスチック系の材料
各種プラスチックを発泡させて製造する断熱材で、硬質ウレタンフォームはこの種類に属します。
種類によりボード状にして使う方法と、吹き付けて施工する方法があります。
断熱効果を高める方法
窓の断熱性を高める・・・複層ガラス(ペアガラス)・Low-E複層ガラス等を使用すると、
断熱性に優れ冷暖房の消費を抑えることができるので、省エネ効果があります。
また、冷たい外気の影響を受けにくくなるために、冬場に発生する結露が発生しにくくなるそうです。
高断熱の家をつくるには、断熱材をしっかりと家の床・壁・天井に敷き詰めるだけでなく、
窓ガラスの性能にも配慮することが大切です。
現在の住宅で重視されている高気密な住宅を建てるためにも断熱性能の向上は欠かせません。
これから住宅購入を考えている方は、この辺の知識も持ったうえで、物件探しの参考にしてみて下さい。
今回の『断熱材の話』はいかがでしたでしょうか。
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